エアバス(Airbus)が特許申請用に作製したヘルメット型ヘッドレストのイメージ図。(c)Relaxnews/Airbus 【10月5日 Relaxnews】エアバス(Airbus)は先ごろ、独創的なヘッドレストの特許を出願した。映画や音楽だけでなく、リラックスするための香りまで楽しめる「バーチャル・リアリティー」ヘルメットだ。 特許出願時にエアバスが提出した図には、ヘルメットが設置された旅客機の座席が描かれている。美容院で使われてきた、椅子の上部にあって頭がすっぽりと入るドライヤーと似ていなくもない印象だが、このヘルメットは髪形を整えるためではなく、外部の環境から使う人の「感覚を分離」させるためのもの。音楽や映画、さらには「嗅覚」によって、周囲の環境と自分を切り離すことができる。 ヘッドレストからは風が出るようになっており、内部で香りを循環させることができるという。換気機能も付いており、