大気汚染が深刻化しているインドの首都ニューデリーでは23日、PM2.5の濃度が日本の環境基準のおよそ7倍に達し、日本大使館が外出を控えるよう呼びかける事態となっています。 市民は「アレルギーのためとても息苦しいです」とか、「車両の通行規制を期待しています」と話し、対策の実施を求める声が相次ぎました。 ニューデリーでは23日のようにPM2.5の濃度が深刻な状況が、今後3日間続くと見込まれていて、現地の日本大使館は屋外での活動をできるだけ避けるよう注意を呼びかけているほか、アメリカ大使館も健康に重大なリスクがあるとして警戒を呼びかけています。