2016.02.08 | ニュース てんかんと自閉症スペクトラム障害は併発しやすい 台湾のデータから from European child & adolescent psychiatry ◆てんかん、自閉症スペクトラム障害の発生頻度を解析 研究班は、台湾の1997年から2008年の健康保険データベースをもとに、18歳未満の子どもの経過について統計解析を行いました。 調査開始時に自閉症スペクトラム障害があり、それまでにてんかんと診断されたことのない子どものデータを、自閉症スペクトラム障害がない子どもと比較して、てんかんが新たに発生する頻度に違いがあるかが検討されました。 同様に、新たにてんかんと診断され、その前には自閉症スペクトラム障害と診断されたことのない子どものデータが、てんかんのない子どもと比較されました。 ◆一方があると他方の発生が多い 次の結果が得られました。 自閉症スペクトラム
てんかんの一種である乳児重症ミオクロニーてんかんは、治療が難しいことで知られています。治療薬のスチリペントールの効果について、これまでの研究報告をまとめることで検証が行われました。 ◆過去の研究から 乳児重症ミオクロニーてんかん(ドラベ症候群)は、けいれん発作や体の一部が突然動いてしまうミオクロニー発作、手足がガクガクと曲げ伸ばしされる間代発作などを特徴とし、乳児期に始まった発作が長年続きます。 スチリペントールは日本でも2012年に承認された薬で、発作を抑える効果があると言われ、ほかの抗てんかん薬とともに使われます。副作用として眠気やふるえなどが知られています。 研究班は、過去の研究報告を検索し、乳児重症ミオクロニーてんかんに対してスチリペントールまたはその他の抗てんかん薬の効果を調べたものを集めました。 ◆スチリペントールで発作減少 次の結果が得られました。 スチリペントール以外の薬を
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