インフルエンザのいわゆる迅速検査といって、鼻の奥を綿棒でこするキットを用いた検査があります。非常に簡便で、結果も10-15分で出るのですが、結果は100%信頼できるというわけではありません。本当はインフルエンザなのに「違う」という結果が出る割合:37.7%(感度62.3%)本当はインフルエンザではないのに「そうだ」という結果が出る割合:1.8%(特異度98.2%)と言われています1)。 この検査は、インフルエンザを発症してから12時間以上経過しないと正確性が低い検査です。発症から12時間(より確実には24時間)以上経過してから検査を行えば、上記よりも正確性は高くなると考えられます。 このようなことから、経過が明確な場合には、医師の診察のみによる診断結果の方が、検査キットを用いた診断よりも正確性が高いと考えられます。したがって医師の判断で、「症状からこれはインフルエンザらしい」と考えられる場
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