関節リウマチは関節の腫れや痛み、こわばりによって関節を動かしにくくなる病気です。それに伴い、疲労感も強くなることがあります。今回の研究では、関節リウマチによる疲労感に対して、患者中心医療の効果を検証しました。 ◆患者中心医療を受ける群と対照群にランダムに振り分け 患者中心医療とは、患者さんの価値観や希望に配慮しながら、患者さんと医療者(今回の研究では、理学療法士)のパートナーシップを重視し、テーラーメイドの医療を提供することです。 今回の研究では、関節リウマチ患者70人を、患者中心医療を行う群と対照群にランダムに分け、12週間の治療効果を検証しました。 患者中心医療を行う群では、30分以上の有酸素運動などの身体活動や、患者さんの目標や生活に合わせた練習を行いました。対照群は、通常のケアを実施しました。 ◆患者中心医療は疲労感をより改善する 以下の結果が得られました。 全身的疲労感の中央値の
エンテロウイルスD68の感染により、手足が動かないなどの急性弛緩性麻痺が起こる可能性が懸念されています。急性弛緩性麻痺がどの程度の頻度で起こるのか、ヨーロッパでの調査結果が報告されました。 ◆ヨーロッパ17か国で呼吸器症状のある子どもを検査 研究班は、2014年7月1日から12月1日の間に、ヨーロッパ17か国にわたる施設で、呼吸器症状のある、主に16歳未満の子どもを対象に、のどなどからサンプルを取り出して検査を行い、エンテロウイルスD68が見つかるかどうかを調べました。 ◆エンテロウイルスD68は2%、うち急性弛緩性麻痺は3例 次の結果が得られました。 [...]42の施設が17,248件の検体を分析し、389件のEV-D68陽性検体を見出した(2.26%)。 これらの感染は一次性に軽度の呼吸器疾患を起こし、主に喘鳴を呈する子どもと免疫抑制された成人から検出された。 急性弛緩性麻痺に至った
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