男性は骨粗鬆症治療で骨折を防げるか? アメリカの研究者らが、文献の調査により、男性の骨粗鬆症または骨密度が低い状態に対する治療が骨折を防ぐ効果をまとめ、専門誌『Journal of the American Geriatrics Society』に報告しました。 骨粗鬆症は閉経後の女性で特に多く発生します。閉経によって女性ホルモンのバランスが大きく変わることが骨密度に影響します。この場合、女性ホルモンを補充するなどの治療法があります。ビスホスホネートなどの薬剤も主な選択肢です。 この研究は男性を対象としています。男性の骨粗鬆症は女性とは成り立ちが違うため、治療も別に検討する必要があると考えられます。 この研究は、過去の文献から関係する研究を検索して集め、結果をまとめたものです。 ビスホスホネートが有効 22件の研究結果が見つかりました。次の結果が得られました。 [...]対照群よりも椎体骨
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