レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 自分探しとしての蔵書の探索 本だけは、けっこういっぱい持っている。 ガキの頃から壁という壁が本棚だったのは当たり前の風景だったし、 今でも結局そうなっている。1冊1冊の本は、そんなには大事に読まない。 ドキュメントだろうが小説だろうが、なにか「来た」部分に線を引きながら、1回読んだら 2度と読まない。あとは本棚に積みっぱなし。整理もしない。売り物にはならないから、そのまま。 考え事をするとき、昔読んだ本の文章が頭の中に復活する。それは立花隆のドキュメントの一節だったり、 ヘルシングの少佐の台詞だったり様々だけれど、気になったら蔵書を漁る。 昔はよく、1日かけて本棚を探した。蔵書は自我の象徴だ。本を探す作業というのは、 そのまま自分の記憶を検索