DIST.30 「一歩差がつくCSSテクニック」にてライトニングトークをさせていただく機会がありました。この記事はそこでお話しした内容をもとに書き起こしたものです。 私が業務で携わるのはおもに、メディアサイトやコーポレートサイトのようなページ数がたくさんあるサイトの制作です。そのようなサイトでは特に、ページのテンプレートやコンポーネントをいかに堅牢な設計にできるかが重要だと感じます。 連想されるトピックとしては「CSS設計」がありますが、私見としては、CSS設計はセレクタの書き方やコンポーネントの整理の方法について述べたものであって、いかにしてレイアウトを組み立てるかという議論にはあまり踏み込んでいません。 具体的には、どのように宣言を組み合わせるか、どのようにレスポンシブにするかのような曖昧な領域については、実装において必ず意識される部分であるにも関わらず言及される場面は少ないのではない
![レイアウトプリミティブ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/726c90b70c0e3f14518facb35145b5c79ca79aa1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstandard.shiftbrain.com%2Fassets%2Fblog%2Flayout-primitives%2F01.png)