スーパーマーケット(以下、スーパー)には、時に目を引くPOPや商品名で、客の購買意欲をそそるものがあります。 ある日、スーパーへ立ち寄った、漫画家の、うえはらけいた(@ueharakeita)さん。 果物コーナーで、あるものを発見し、こうつぶやきました。
![左側は『たねなし巨峰』のポップ 右側を見ると「ヤバい」「笑ってしまった」(grape)|dメニューニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b734c1eebb673c7914fb97f55711316e46818e3e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.topics.smt.news.goo.ne.jp%2Fpicture%2Fgrapee%2Fm_grapee-1546497.jpg)
以前(2020年11月1日)、『ワインの知識を養える書籍』というお題で、記事を書かせて頂きました。 okkuu-daaman.hatenablog.jp それから後、一般の方では無く、今日のお題のように 『ぶどう栽培・ワイン製造を生業とする、あるいはその道を目指す方への書籍』 について、何か良いのは無いのですか?と時折聴かれることがありました。 個別に聴かれた方には都度その人に対してお答えしてきましたが、その道へ進む人が一般論として知っておく知識の総説としての成書がボチボチ出揃って来ました。 そんな訳で、今回の記事では、各ジャンルに分けて紹介したいと思います。 なお、今回ご紹介する成書としての書籍は、業界関係者でなければ入手不可なものもございます。あらかじめ、ご了承ください。 <栽培編> ぶどう栽培に関しては、初心者向けの入門書として、まずは、 ブドウ (NHK趣味の園芸12か月栽培ナビ(
今回はブドウの生理学だ。 先日職場の方から新しい論文の話を伺った。 「副梢を利用するブドウ成熟時期のコントロール」 これはおもしろい。 主枝を開花期の前に剪定し、そのまま開花前の蕾も落とすことで副梢の成長を促し、そこには一か月ずれ込んだ蕾ができ、最終的な実も一か月ほど遅れて収穫できるというものだ。 これがなぜ面白い論文なのかということが分かるように説明していく。 ・主枝と副梢まず基本的な生理学について。 ブドウには主枝(4番)と副梢(5番)がある。 ブドウはツル科の植物で基本的に縦横無尽にとにかく伸びて光を求めに行くような植物だ。 それを栽培では利用し、コントロールして仕立てという形で扱っている。 そこで出てくるのが主枝だ。これは冬を越えた芽(3番)から出てくるもので、これも1次的な主枝と2次的な主枝がある。 どちらも同じ芽の中にあるのだが1番目の主枝が出てきたときは2番目の主枝は出てこな
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