能登半島地震の被災地は高齢化率が50%前後と、全国的に見ても高い状況となっています。被災地では長期化する避難生活の中、通常の避難所では避難生活が難しい高齢者や障害者らを受け入れる「福祉避難所」のニーズが高まっています。 一方で、現場を取材すると、施設自体の建物被害や人手不足に頭を抱え、当初からの施設の入所者に加えて、新たに避難者を受けることは容易ではない現実も見えてきました。(報告・小川典雅) 「今回は単なる地震ではなく、間違いなく複合災害だ」 言葉尻は多少違えど、全国各地から応援で入っている何人もの医師らが現場を見て、実際に口にしていた言葉です。 具体的には、①震度7の揺れ、②交通網が脆弱なへき地、③2人に1人が高齢者という深刻な高齢化、④冬、⑤インフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症と、主なものだけでこの5つが今回の能登半島地震の被害をより深刻なものとしているというのです。 福祉
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