SDカードで運用するシングルボードコンピュータのようなフラッシュメモリをストレージに使用したシステムでは、フラッシュメモリの寿命に配慮して書き込み回数・頻度・量を抑止するため、ログを随時フラッシュメモリに書き込まないための手段が採られることがあります。 これらは所謂RAMディスクの技術を使い、システム起動・停止時などの限られた機会のみにRAMディスクの内容をフラッシュメモリと同期させることで、フラッシュメモリへの書き込みを減らすことを狙っています(逆に言えば、意図しない停電時などにはRAMディスクの内容が消失しますので、ログも失われるリスクがあります)。 導入したLinuxディストリビューションに元からインストールされているのならそれを使えばいいと思いますが、そうでなければ自力で導入する必要があります。で、調べてみると似たようなツールが複数存在してどれを使うか迷ったのでまとめておきます。