昨年末から今年頭にかけて「さくらのクラウド」で断続的に障害が発生、今年3月には新規申込みの受付中止と改善までの利用料無償化が発表されたが、さくらインターネットがこの問題に関する報告書を発表している(Internet Watch)。 ホストサーバーとストレージ間のトラフィック増によるパケットロス発生とそれによる監視系の誤動作、高負荷時にストレージの処理能力低下や管理ツールの利用ができなくなるといった問題があったということで、さくらインターネットではストレージシステムをOracleの「Sun ZFS Storage Applicance」から自社開発のものに切り替えるという。 新ストレージシステムは6月25日からベータテストを行い、検証が完了し問題がないことを確認できたら新規ユーザー募集を再開するという。予定では新ストレージの正式運用は9月以降という。 Publickeyによると、失敗の要因の