1日夜遅く、岐阜県大垣市で、夫の飲酒運転をやめさせようと2歳の息子を抱いて道路に横たわった妻を車でひいてけがをさせたとして、38歳の夫が逮捕されました。警察によりますと、基準を超えるアルコールが検知され、調べに対し「何も覚えていない」と供述しているということです。 警察によりますと、倒れていたのは近くに住む41歳の女性で、夫が酒を飲んだあと車で外出しようとしたため、やめさせようと、2歳の息子を抱いて道路に横たわったところ、夫が運転する車にひかれたということです。妻は腰に軽いけがをし、息子は無事でした。 警察は、近くで車のそばに立っていた、夫で設備業の大倉正路容疑者(38)を殺人未遂の疑いで逮捕しました。 調べによりますと、基準を超えるアルコールが検知され、かなり酒に酔った状態だったということです。 調べに対し「何も覚えていない」と供述しているということです。