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  • スポーツナビ | サッカー|Jリーグ|コラム|松田直樹、今こそサッカー人生最大の奇跡を起こせ

    松田(左から2人目)は松山雅FCでもピッチ上のリーダー、攻守の要として欠かすことのできない存在だ【宇都宮徹壱】 「やばい、やばい……」。そう呟きながら、松田直樹は受け身をとるような姿勢で、その場に崩れ落ちたという。 松田が松山雅FCを“新たな舞台”に選んでから、半年が経過した。横浜マリノス一筋16年、『ミスター・マリノス』と呼ばれ、日本代表としてワールドカップやオリンピックを経験した大物プレーヤー。昨シーズン限りで横浜を離れ、新天地に選んだのは、JFLの松山雅だった。元日本代表とJFLのクラブとの邂逅(かいこう)は驚きをもって伝えられた。 それから半年。JFLはリーグの半分を消化し、松山雅は現在J2昇格に向けて奮闘を続けている。そして、その中心には松田がいると言って良い。ボランチ、あるいは3バックの中央として。ベテランならでは読みとポジショニング、またピッチ上のリーダーとして、

  • スポーツナビ | サッカー|Jリーグ|コラム|「サッカーどころではない」からの脱却(1/2)

    津波で流された写真は、ボランティアスタッフによって洗い清められる。そこはまさに「記憶の安置所」だった【宇都宮徹壱】 唐突だが、想像してみてほしい。スタジアムのピッチ脇にビニールハウスが建っている光景というものを。きっと誰もが、かなりシュールに思うはずだ。私も最初に「それ」を見た時、しばらく状況がのみ込めずにいた。 震災発生からちょうど2カ月がたった5月11日、宮城県にある七ヶ浜サッカースタジアムを訪れた。案内してくれたのは、ソニー仙台FCの運営委員代理の大谷哲也さん、そして田端秀規監督。JR多賀城駅前で待ち合わせて、大谷さんの運転する車に乗せていただき、最初に向かったのがソニー仙台のホームグラウンドであった。試合が行われないスタジアムの外観は、思いのほか大きな被害を受けていないように見える。だがピッチ上に回ってみると、そこにはビニールハウスが3つも建てられていて、一瞬たじろいでしまった。

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