徳島県警が2018年度から、県内にある「一灯式信号」の撤去に向けた取り組みを推進します。 【図】一灯式信号から一時停止規制へ どう変わる? 「一灯式信号」は、青、黄、赤のランプが並ぶ一般的な三灯式信号とちがい、1灯しかない車両用信号のこと。「通常の交差点信号機を設置できない細街路交差点で、主従を明確にし、出会い頭事故の防止のため、終日、主道路が黄点滅、従道路が赤点滅している」(鳥取県警ウェブサイト)ものです。これをなぜ撤去するのか、徳島県警に聞きました。 ――なぜ一灯式信号を撤去するのでしょうか? 点滅の意味があまり浸透しておらず、効果が薄いというのが大きな理由です。黄色の点滅は「注意して進め」、赤色の点滅は一時停止と、運転免許の教習でも習うはずですが、通常の赤信号とちがって点滅信号となると、「赤点滅も徐行でいいのでは」などと迷う方がおり、結果的に事故がなくならないのです。 ――そもそもど