台湾大手の繊維メーカーでスポーツレジャー施設を運営する大魯閣(タロコ)グループ(台北市、謝国棟(しゃこくとう)社長)が県内に進出することが11日までに分かった。同社の日本進出は初めて。2月にも現地法人を設立する。 今後沖縄と台湾とのスポーツ交流を進め、県内にスポーツ施設を備えた大型商業施設の建設を検討している。数年以内に沖縄にプロ野球チームを結成し、台湾リーグに参加させる構想も持っている。 大魯閣グループの主力は大魯閣繊維(タロコテキスタイル)で、最近は経営を多角化し商業施設などの不動産開発を手掛けている。子会社の大魯閣(タロコスポーツ)はバッティングセンターやボウリング場を運営している。同社は鈴鹿サーキットと提携して、年内にサーキットカートでレーシングコースを走る施設を備えた台湾初の大型商業施設を高雄に開業する。 沖縄では手始めに複数の既存施設を賃貸する形で格安のバッティングセンターを運