同館は今年10月、開館から21年目を迎え、建物の経年劣化や設備の老朽化が進む。宮崎駿監督が構想し、スタジオジブリが中心となって建築した建物は、細部までこだわりが詰まっている分、維持管理にも多額の費用がかかる。当面は、取り崩した3億5000万円の再積み立てが課題だ。 関連記事 ジブリパーク、「ジブリの大倉庫」最新ビジュアルを公開 カフェやショップも スタジオジブリの世界を表現した「ジブリパーク」(愛知県長久手市)のオープンが11月1日に迫る中、同パークは9月15日、メインエリアとなる「ジブリの大倉庫」の最新情報を公開した。スタジオジブリ制作の短編アニメーションを流す「映像展示室」や、体験型の「企画展示室」、オリジナルグッズをそろえた「ショップ」や「カフェ」などが入るという。 「受験生しか見えない」広告なぜ出した? 担当者が伝えたかったメッセージとは 12月、東京の渋谷・池袋駅に掲示された、あ