アメリカ司法省は、インターネットプロバイダーに不正にアクセスし大量のメールアドレスを盗み取ったなどとして、ベトナム人とカナダ人の合わせて3人を起訴し、司法省は、盗まれたアドレスは10億件を超え史上最大規模だとしています。 司法省によりますと、男らは2009年から3年間で少なくとも8社のサーバーに不正にアクセスし、10億件を超えるメールアドレスなどを盗んだほか、入手したメールアドレス宛てに、違法にコピーしたコンピューターソフトなどの広告を送りつけたとしています。 男らは、この広告を見て商品を購入した人たちから、およそ200万ドルの収益を上げていました。 3人のうち主犯格の1人は現在も逃亡中だということで、司法省は「流出したデータはアメリカ史上最大だ」としています。 アメリカでは民間企業や政府機関を狙ったハッキングなどのサイバー攻撃の被害が相次いでおり、オバマ政権は民間企業と協力して対策強化を