オーストラリア東部の公立小学校が、日本語と英語を使ってすべての教科を学ぶという独自のプログラムを取り入れ、学力全体が向上してきていると、地元で評判になっています。 学校独自のプログラムとして3年前に導入し、現在、全校児童の3割に当たる261人が、言語だけでなくすべての教科を日本語と英語の両方を使って学んでいます。 学校では、子どもたちが日本語を使った学習に関心を持ち続けてもらえるよう、さまざまな工夫をしています。 中でも算数の授業の一環として行われている、そろばんは人気の授業で、子どもたちは8桁から10桁の数字の足し算や引き算を楽しんでいます。 3年生の長女と2年生の長男がバイリンガル教育で学んでいるセーラ・プレスコットさんは、「子どもたちは日本文化を学ぶことで、相手を尊敬する気持ちを身につけました。プログラムを選んで本当によかったです」と話しています。 学校によりますと、ことし5月に行わ