前回に引き続き、今日は金相場取引における純金積立の手数料・税金についてです。 手数料については、以前書いたとおりですので、今日の本命は、税金についてです。 一言に金相場といっても、投資対象ごとに様々な税制がありますので、ご自身の所得構成を踏まえて、有利な投資対象を総合的な判断のもとに決定したいものです。 〈所得税〉 純金積み立てで利益が生じた場合は「雑所得」となります。また、損失が生じた場合にも、雑所得として純金積立から生じた利益と相殺できます。 雑所得の場合、1つの会社だけに努めているサラリーマン=給与所得者の場合、収入が2000万円以下で、給与所得・退職所得を除く所得が20万円以下なら、確定申告が不要です。 金相場にまず手始めに取り組むなら、税制上有利な純金積み立ても考えてみるとよいでしょう。 以上、金相場リスクヘッジナビでした。