一定額以上の医療費がかかった場合、確定申告で医療費控除を利用できます。 しかし、「確定申告でいざ医療費控除を申請しようと思ったら、領収書がない!」と慌ててしまった経験はありませんか? そんな方に朗報です。平成29年(2017年)分の確定申告から、医療費控除の際に領収書の提出が不要になります。 今回は医療費控除の制度とは、そもそもどういうもので、平成29年度からどのように変わるのか、どういったメリットがあるのか詳しく解説します。 【目次】 医療費控除とは? 医療費控除の対象になるもの 医療費控除による節税効果 「医療費控除に関する明細書」の記入方法 1.医療費通知に関する事項 2.医療費(上記1以外)の明細 3.控除額の計算 結局、医療費の領収書はどうすればいいの? 制度変更によるメリットは? 「セルフメディケーション税制」も導入されている マイナンバーは医療費控除に活用できないのか? 制度