森永製菓のロゴマークには「天使」(エンゼル)が描かれています。チョコレート菓子『チョコボール』の金のエンゼルが出たら「おもちゃのカンヅメ」がもらえるのも有名ですね(銀のエンゼルなら5枚必要)。森永製菓のシンボルがエンゼルなのはなぜなのでしょうか? 森永製菓株式会社 コーポレートコミュニケーション部 倉重文子さんにお話を伺いました。 天使は100年以上も前から使われている ――森永製菓というと天使(エンゼル)が象徴的ですが、これはいつ頃から使われているものなのでしょうか? 森永製菓のシンボルであるエンゼルマークの起源は1905年にまでさかのぼります。 ――そんな昔からあるんですね。 創業当時の代表的な商品であったマシュマロの別名「エンゼルフード」からヒントを得て、天使をモチーフとしました。子供たちに幸福と希望を与えるエンゼルは、菓子を通して子供の世界に楽しい夢を与えたいという創業者の志にぴっ