笑わない男の話、第四弾です。ブログ記事はいつも1話読み切りを心がけていますが、このネタだけはどうしてもしっかり書きたくて(きちんと消化したくて)長編化しています。 もうしばらくお付き合い下さい。 第一弾『笑わない男』 第二弾『笑わない男は希望?それとも絶望?』 第三弾『笑わない男が笑った瞬間』 笑わない男・Dと半年付き合ってみて、笑わないという性質だけでなく、待ち合わせ場所や入る店を決められない、自分から進んでしゃべらないという性質もあることが分かってきた。 いや、正確には前回(第三弾で)モンゴルの件で笑ってしまったので、ほとんど笑わないとか、まったく笑わないわけではないという言い方に変えなければならない気がする。 いや、そんなのめんどうだ。1回笑っただけで甘やかすわけにはいかない。 Dは笑わない男だ。そして私からしてみれば、笑えない男だ(私はまだモンゴルのバトバヤル君のことを引きずってい