寒蘭の咲く季節になりました。といっても、いまは手元にありません。 というのも、5年ほど前、重い鉢を持って回るのが億劫になって、試しに、地植えにしたところ、急に、苗が弱ってしまって、数本は1年後、鉢に戻しましたが、結局、息絶えてしまいました。 最初に寒蘭に出合ったのは、35年前。九州出張の折に求めた日向寒蘭「白髪の誉」でした。 当時はバブル絶頂期でなにかと贅沢もしていましたが、出張手当もたくさんもらっていて、気に入って求めたのは、ひと株1万円でした。 のちに知ったのですが、寒蘭の銘花のひとつでした。 それ以来、(当時はネット通販もヤフオクなんぞもなく)旅の都度、日向・薩摩・球磨(熊本)・紀州寒蘭(おもに、九州全域、高知、紀伊半島に自生しています)の10品種ほどを求めて、数年前まで育てていました。 先日、転記した記事にも掲載していますが、このような植物です。 左の鉢、寒蘭鉢ではありませんが、い