年末に芸能ニュースを賑わせた、熊田曜子やほしのあきなどの有名タレントらによる「ペニオク・ステマ問題」。自身のブログに虚偽のペニオク体験を書き込み、ファンらをだましていたことで多くのタレントが追及を受け、謝罪に至ったのは記憶に新しい。 しかし、このような手法は以前より世界各国で大きな問題となっており、関係した企業やブログ執筆者は厳しい社会的制裁を受けることもやむなしとされる傾向に比べ、タレントが謝罪する程度で事を終わらせようとする日本は、海外から異質に見られている。特に、今回のように企業側に法の手が及ぶような事態であるなら、当然それに加担した関係者は、おしなべて同様に立件~処罰の対象になってしかるべきだ。 では、なぜ欧米で、このような手法が厳しく追及されるようになったのか? その契機となったのは、ある大企業のステマ事件だった。 ステマの元祖はウォルマート 2006年、やり玉に挙がったのは、世