首相靖国参拝に苦言=アーミテージ氏 【ワシントン時事】アーミテージ元米国務副長官は27日、ワシントンで開かれたシンポジウムで、安倍晋三首相の昨年12月の靖国神社参拝について「中国外交(が主張してきた首相の政治姿勢への懸念)を実践してみせ、中国のためになったという意味で不都合だった」と苦言を呈した。 アーミテージ氏は、首相の参拝に「失望」を表明した米政府の対応を「不適切だった」と批判しながら、「日本には人権、人間の尊厳を大切にする模範的な国になってもらいたかった。私にとってはその点が最大の失望だった」とも語った。 (2014/02/28-09:33)