菅官房長官は午前11時半すぎ、総理大臣官邸で記者団に対し、「非道・卑劣極まりないテロ行為に強い衝撃と憤りを覚えている」と述べたうえで、現在のところ日本人の被害は確認されていないことを明らかにし、引き続き情報収集に当たる考えを示しました。 そのうえで、菅官房長官は「現在のところ邦人の被害は確認されておらず、引き続き情報収集に努める」と述べました。さらに、菅官房長官は「安倍総理大臣からは、今般のテロ事件に際し、テロ対策に一層緊張感を持って当たるよう指示があった。政府としては、在仏大使館に現地対策本部をきょう午前7時3分に設置し、フランスに滞在する在留邦人や旅行者に一斉メールなどで注意喚起を行った」と述べました。 また、岸田外務大臣は広島市中区で記者団に対し、「大勢の犠牲者が出ていると聞き、強い憤りと衝撃を感じている。いかなる理由があろうとも、テロは許されない行為で強く非難する。国際的なテロとの