安倍晋三首相の昭恵夫人は21日、内戦中のシリアで行方不明となったジャーナリスト安田純平さん(43)の妻と面会した。昭恵夫人が同日の講演で明らかにした。安田さんは2015年6月にシリアに入国後、連絡が途絶えている。昨年3月には本人とみられる人物の映像が公開されたが、安否は分かっていない。 面会の際、安田さんの妻は「2年間も音信不通でどうしていいか分からない」と述べたという。昭恵夫人は講演で「(無事を)祈ります、としか言えなかった」と語った。
政府は21日、共謀罪の構成要件を変えた組織犯罪処罰法改正案を閣議決定した。今国会に提出する。成立すれば広範な犯罪を計画段階で処罰できるようになり、実行後の処罰を原則としてきた日本の刑法体系は大きく変わる。捜査機関の恣意的な運用や市民団体への適用を懸念する声も根強く、国会では与野党の激しい論戦が予想される。 金田勝年法相は記者会見で「国会で十分審議していただき、速やかに成立させたい」と述べた。 政府はテロ対策のため、国際組織犯罪防止条約の早期締結を目指し、条約は「重大犯罪の合意」などを犯罪とするよう締結国に要請。政府はこれを「共謀罪」新設の根拠にしている。
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