ネズミというと疫病との関連性からあまり良いイメージは持たれていないが、実は社会性があり感情豊かである。苦痛をうけると人間とよく似た表情を見せたり、笑ったりする。 ドイツの科学者が発見したところによると、ネズミを笑わせるにはくすぐらればいいそうだ。なんかすごく親近感がわくだろう。しかも機嫌が悪いとあまり笑わないというところも人間に近いものがある。 フンボルト大学ベルリン校の研究者は、くすぐったさと笑いに関連するネズミの脳内の神経を特定した。これを刺激することで、クスクスと笑わせることに成功したという。 これは、この神経がある体性感覚皮質が気分に関連して何らかの役割を果たしていることを示唆している。この領域はこれまで基本的には触覚に関連があると考えられていた部分だ。 この画像を大きなサイズで見るphoto by Pixabay くすぐりと笑いの関連性を調査 『サイエンス』誌に掲載された本研究は