25日、茨城県かすみがうら市で起きた交通事故で、消防隊員が車の助手席にいた女性に気付かず、発生から6時間後になって車内で発見されましたが死亡が確認されました。 軽乗用車の助手席には妻の多恵子さん(75)が乗っていましたが、現場に駆けつけた消防隊員は気付かず、病院に搬送されませんでした。 軽自動車は土浦警察署に運ばれ、事故の発生から6時間後の午前10時ごろになって、助手席の多恵子さんが発見され、病院に搬送されましたが、すでに死亡していたということです。 かすみがうら市の坪井透市長は「車両が大破していたとはいえ救助できなかったことは遺憾であり、詳しい状況を調査し、再発防止に努めます」というコメントを出しました。 土浦警察署は「事故現場における確認を徹底し、再発防止に努めます」というコメントを出しています。