江戸時代の人が 「未来人」について 想像した絵を見つけました。 それが、これです。 ↓ さすがというか やはりというか、 「ちょんまげ」「着物」の概念から 離れることはできなかったみたいですね。 この絵が描かれた当時、 細く長い髷が流行していたそうで このトレンドが高じると終にはこんな髷になってしまう ということを言いたかったようです。 杉浦日向子著「一日江戸人」によると 当時「未来記もの」という大衆小説があり 未来はこんな風になる、という予想が おもしろおかしく書かれていました。 江戸時代の人間達にとっては それはただ、笑い飛ばすためのものだったらしいです。 こんな予想をしていたようです。 例えば、 ○季節感がなくなる(旬の時期がべラボーに早まる) ○自然破壊(山奥まで宅地化が進み、神聖な山も俗っぽくなる) ○日本語が乱れ、通言(業界用語)が流行り ついには、得体の知れないカタカナ言葉が