サッカー日本代表の海外遠征の取材や、東欧や東南アジア、米国といったサッカー文化発展途上国でプレーする日本人選手を取材するため、世界をまたにかけて活動する写真家・ノンフィクションライターの宇都宮徹壱氏。外資系コンサルティング会社出身で、2010年南アフリカW杯に出場する32カ国を巡る「世界一蹴の旅」を遂行し、ビジネス×サッカーという独自の視点から日本人を論じ、日本のグローバル化を志すヨモケン氏。「開国ジャパンプロジェクト」のオープニング企画としてのスペシャル対談。日本のグローバル化、開国化について、サッカーの観点から語り合います。 (宇都宮)お久しぶりです。なんか日本で会うのってひさしぶりだよね。 (ヨモケン)そうですね。だいたい海外の日本代表のゲームのときに現地で会うのがほとんどでしたもんね。W杯では大会期間中、お互いずっと南アフリカにいたわけですが、最近もよく海外にいかれたりする