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ブックマーク / xwin2.typepad.jp (1)

  • システムレベル?で見る「宙に浮いた年金」問題

    私が年金情報がいかにいい加減なものだと痛感したのは、介護保険システムを構築する過程で経験した、社会保険庁の個人年金情報と地方自治体の持つ住民記録情報とのマッチング(突合)作業を行った時が最初だった。時は、1999年。介護保険制度が2000年4月開始であり、介護保険料の特別徴収(簡単にいえば年金からの天引き)がどの程度の規模で行うことができるのかを検証するためである。しかし、社会保険庁の協力はいまいちで、ようやく制度開始まで一年を切った段階でデータの提供を受けることができ、住民情報とのマッチング処理を行った。対象データは、カナ氏名、生年月日、性別、そして住所である。 結果はおそろしいものだった。なんとマッチング率は60パーセント台前半。しかも住所を外して、である(「地方自治体名=市区町村名」のみ有効)。アンマッチとなった最大の理由はカナ氏名であるが、これは社会保険庁だけを責めることはできない

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