ミクシィは12月27日、子会社が運営するチケット転売仲介サイト「チケットキャンプ」を2018年5月末で終了すると発表した。商標法違反容疑などで捜査が続いており、チケットの高額転売への批判が高まる状況もあり、事業の存続は難しいと判断した。 同事業の終了に伴い、チケキャンを運営する連結子会社、フンザに関連するのれんの償却と固定資産の減損損失として計77億2900万円の特別損失を計上。2019年3月期の連結最終損益を480億円と見込んでいたが、402億円に下方修正する。 フンザの代表取締役、笹森良氏と、取締役の酒徳千尋氏は、経営責任を明確にするため、27日付で辞任した。フンザの取締役を兼任していたミクシィの森田仁基社長は月額報酬全額を6カ月間自主返納する。 ミクシィは15年3月にフンザを115億円で買収していた。 「違法との疑念、否定できない」 チケットキャンプは今月、商標法違反容疑などで兵庫県
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