【済南(中国山東省)=河崎真澄】レアアース(希土類)をめぐる通商紛争で世界貿易機関(WTO)が日米欧の主張に軍配をあげたことは、中国による過去20年来の資源外交戦略の失速を意味する。 ピーク時に世界のレアアース需要の97%を供給していた中国。最高指導者だったトウ小平は1992年当時、「中東に石油あり。中国にはレアアースあり」と語り、資源輸出に戦略性をもたせることが外交カードになる、と考えていた。 中国は3年前の尖閣諸島(沖縄県石垣市)沖の中国漁船衝突事件後に事実上の対日禁輸措置としてカードを切ったが、対中依存度の高さを反省した日本企業は、米国などレアアース調達先の多様化や、使用済みレアアースのリサイクルなど、2年もたたず自助努力で中国の資源外交を切り崩した。 中国のレアアース業界関係者は、「3年前は日本がレアアースほしさに政治的妥協を急ぐと思ったが、結果は中国が最大のレアアース輸出先
富士重工業(スバル)は30日、11月23日から一般公開が始まる東京モーターショーに開発中の新型スポーツツアラー「レヴォーグ」を参考出展すると発表した。国内で2014年中の発売を目指している。 レヴォーグは4人乗りのワゴンタイプで、新開発した1.6リットル水平対向直噴ターボエンジンや、安全運転支援システム「アイサイト」の次世代モデルを搭載する。 スポーツツアラーという呼称は、ワゴンの持つ荷室の広さや走行安定性と、スポーツカーのスピードや「わくわく感」を併せ持つ新ジャンルとして、同社が今回初めて導入した。 このほか、今年のジュネーブモーターショーなどに出展した「ヴィジヴ」の進化版「ヴィジヴ エボリューション」も参考出展し、スバルが目指す将来の先進安全技術として「オートパイロットシステム」を搭載。このシステムはアイサイトで使用しているステレオカメラに360度のセンサーを追加し、高速道路や自
10月30日、任天堂は、2014年3月期の連結営業損益予想は1000億円の黒字で据え置いた。写真は1月、京都で撮影(2013年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 30日 ロイター] - 任天堂<7974.T>は30日、2013年4─9月期の連結営業損益が232億円の赤字(前年同期は291億円の赤字)になったと発表した。連結売上高は前年同期比2.2%減の1965億円。欧米での「WiiU」の値下げや、販売管理費の増加などが影響した。 大阪市内での記者会見で岩田聡社長は、新型ゲーム機「WiiU」については、販売が大きく上向いた状況にないとした上で、年末商戦に向け、有力ソフトの本体とのセット販売や、周辺機器の投入などを通じ、「このタイミングで状況を変えたい」と、通期目標の達成に強い覚悟で臨む姿勢を示した。 一方、携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」は有力ソフトの投入により国内では「
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