「爆破予告」をしたとして出頭した男が窃盗容疑で逮捕された事件で、出頭前に男が「株で損が出てどうでもよくなった」と友人に話していたことが分かりました。 大学生の男(20)は東京・港区のビルから住所表示の金属製プレート2枚を盗んだ疑いで25日朝、送検されました。警察によりますと、男は先月、都内の区役所などに爆破予告をしたとして警察署に出頭していました。その後の取材で、出頭前に男が「株で損が出てどうでもよくなった」と友人に話していたことが分かりました。 男の友人:「株で、今年に入ってから2000万円の失敗をして、やけになったんじゃないかな」「(Q.自暴自棄になっていた?)そうですね」 警察もこうした事実を把握していて、男が去年から今月にかけて各地に届いた爆破予告に関与したとみて調べています。