米コネティカット州スタンフォードにある、製薬大手パーデュー・ファーマ本社(2019年4月2日撮影)。(c)Drew Angerer / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / AFP 【9月2日 AFP】米国で危機的な中毒問題を引き起こしたと非難されているオピオイド系鎮痛剤「オキシコンチン(OxyContin)」の製造元、米製薬大手パーデュー・ファーマ(Purdue Pharma)に対し、米連邦裁判所は1日、2024年までに解散する計画を承認した。 創業一族のサックラー(Sackler)家は、オキシコンチンをめぐる数々の訴訟の和解金として45億ドル(約5000億円)を支払う一方、「不正や故意の違法行為に起因する場合を除き」、費用や罰金などの「一切の責任を免れる」としている。 「パーデューは消滅し、実質的にすべての営業資産は、オピオイド危機への対処という公共性の高い使命を持