米動画配信大手ネットフリックスが、来年前半にも日本で直営店を出店する計画であることが16日分かった。東京都内で場所の選定を進めており、世界1号店になる可能性がある。店内でドラマ制作風景を再現し、関連商品も販売する。新型コロナウイルスのワクチン接種を背景にコロナ収束後を見据えた企業の動きが活発化し始めた。 同社の日本法人幹部が明らかにした。ネトフリは2015年に日本で事業を開始し、現在では約500万人の有料会員を抱える。直営店の展開は「インターネットとリアルの融合」を加速させるのが狙いで、海外でも過去に例のない試みと説明した。