午前中、勝手口にあったゴミ箱を庭で洗い、ついでに勝手口の整理をした。 ふと温室にいる父を見たら、ぼんやりと椅子に座っており、ちょっと大丈夫かなと思う表情だった。 まぁ91歳だし、いつも「俺は馬鹿になった。」とよく言っているので、少しのことで疲れるのだろうと思った。 昼食前、父の席に個包装の72%チョコレートを置いた。 母から庭仕事の後、1つ食べると聞いていたし、賞味期限も切れているので早く消費したかった。 私は昼食のスープを取り分けており、母と父はもう席についていた。 姪が配膳の手伝いに来て、カウンター越しに 「おじいちゃん、チョコはにおいだけにしてよ。」と言った。 チョコの包み紙の音を聞いてわんこが父の所へ行っていたのだ。 父が「半分あげちゃった。」といたずらっ子のように言った。 「ええええ!!やばい!!どうしよう!!」 繰り返し人間の食べ物はあげちゃだめと言っていたけれど、 昔の人間だ
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