丸大食品は7月8日、鶏肉をうなぎの開きのような形状に仕上げた国内初の商品「鶏肉の蒲焼き」を発売した。価格は380円で、販売ルートは全国のスーパー、量販店など。 今年はうなぎの稚魚の仕入れ量が昨年より21%も減少し(水産庁調査より)、さらなる価格の高騰が懸念されている。そして夏の商戦を盛り上げるべく、各スーパーなどの売り場では、うなぎの代替品として別の食材を使った低価格な蒲焼商品に注目が高まってきているという。 同社はそうした背景を受け、土用の丑の日(7月22日)に向けて国産鶏肉のみを使用した家庭向け蒲焼商品を開発。独自の特許製法により、鶏肉を「うなぎの開き」のような形状に加工し、直火でふっくら焼いた一品に仕上げた。