まるで宝石箱の宝石をぶちまけたような美しさを見せてくれる、ガラスの砂の不思議な砂浜”グラスビーチ”はアメリカ・カリフォルニア州にあります。 なぜこの砂浜が、ガラスで出来ているのでしょうか? この砂浜になぜガラスの砂があるのかというと、この場所がゴミ捨て場にされていたからです。 1949年以降、ビーチ周辺の住人が家庭ゴミを捨て始めたのを契機に、家電製品や車などの捨て始めました。その後、1960年代前半からは毒性のあるものの不法投棄を禁止し水質委員会によって1967年にあたりが完全封鎖されました。 しかし、2002年にカリフォルニア州立公園が38エーカーある”グラスビーチ”の土地を購入し、MacKerricher州立公園に編入しました。不法投棄から35年経ったガラスは角が取れて現在のような状態になりました。 現在は人気のある観光地となっており、記念にガラスを持って帰る人もいるということです。