中国国営新華社通信によると、20日午前11時40分(日本時間午後0時40分)ごろ、中国広東省深圳市の工業団地内で大規模な土砂崩れが発生し、付近の工場や民家など22棟が倒壊したり、埋まったりした。多くの人が生き埋めになった模様だ。地元当局は同日夜、59人が行方不明と発表した。助け出された人のうち、3人が骨折などの重傷を負った。 土砂崩れは、同市北西部の光明新区にある「恒泰裕工業園」内で起き、周辺の二つの工業団地にも広がった。同通信によると、土砂崩れの範囲は十数万平方メートルに及び、4階の高さまで埋まった場所もあるという。習近平(シーチンピン)国家主席は全力で救出にあたるよう指示。夜になっても土砂の中の数カ所で生命反応があり、消防や警察が1500人態勢で作業にあたっている。 原因は不明だが、地元メディアは、現場には長期間、大量の土砂が高く積み上げられ、水を吸ってゆるんでいたと伝えた。これが何ら
ケニアからの報道によると、東アフリカの島国モーリシャスからパリに向かっていたエールフランス463便のトイレで不審物が見つかり、爆発物の可能性があるとして20日未明、ケニア南東部モンバサの空港に緊急着陸した。乗客459人と乗員14人は避難した。エールフランス側は同日、「物体は、爆発を引き起こすようなものではなかった」と発表した。(ヨハネスブルク=三浦英之)
中国政府から入国を拒否され、19日に中国・海南島であったミス・ワールド世界大会に出場できなかったカナダ代表の女優アナスタシア・リンさん(25)が香港で朝日新聞の取材に応じた。「私が入国できれば、中国も変わったと世界に印象づけられたのに」と残念がった。 中国・湖南省生まれのリンさんは13歳で母親とカナダに移住した。今年7月に米議会の公聴会で証言。中国政府が「邪教」として厳しく取り締まる非合法の気功集団「法輪功」に触れて、中国の人権状況を批判した。リンさん自身も気功に取り組んでいるという。 中国政府は入国拒否の明確な理由を明らかにしていないが、こうした人権批判や法輪功との関わりを問題視しているとみられる。 リンさんは先月末、海南島に近い香港まで来たがビザが発給されなかった。「五輪や今回の大会のような世界的イベントでは、中国も国際的なルールを受け入れてくれる望みをもっていた」と語った。 証言を頼
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