話者の口元近くで録音すればその分認識率が上がる。そこで前回は、インタビューの録音に何らかのマイクを使うことを提案した。 それでも音声認識がうまくいくとは限らない理由が、あと2つある。スマホの音声入力が短時間で止まることと、私たち自身の話し方の問題だ。 スマホの音声入力はすぐ止まってしまう 実は、1時間の音声を連続して認識させることはできない。スマホの音声入力モードは、1分ほどで勝手に停止してしまうのだ。 認識が止まるたびに対応するのは、かなり面倒だ。それに、止まってばかりでは「ご飯を食べている間に自動認識をかけておく」といったことができない。 音声入力(音声認識)専用のソフトやサービスはどうだろう。AmiVoiceやドラゴンスピーチには、録音された音声を認識する機能がある。 ドラゴンスピーチで音声ファイルを自動認識させる手順: 音声ファイルから文字起こし http://japan.nuan