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2016年7月20日のブックマーク (3件)

  • 巨人の肩から眺める『現代思想史入門』

    ガルシア=マルケス『百年の孤独』で、数学だけに異様な興味を示す天才が出てくる。まともな教育を受けたこともなく、あらゆる文明から遠く離れた廃屋に一人で暮らし、すべての情熱を数学に注ぎ込み、一生をかけて二次方程式の解法を独力で見つけだす。 男は天才だが、愚かなことだと思う。ただ一人の思考だけで、まったくのゼロから、二次方程式の解の公式を導くまで才能を持っているにもかかわらず、それだけで一生を費やしてしまったのだから。男は幸せだっただろうが、もし教育を受けていたならば、その思考はさらに先の、もっと別ところへ費やすことができただろうに。 「こんなこと考えるのは私だけだ!」と叫びたくなるとき、このエピソードを思い出す。オリジナルなんて存在せず、要は順列組み合せ。デカルトやサルトルといった哲学者でさえも、完全に無から生み出したわけではなく、時代の空気に合わせ、過去の知的遺産をまとめたり噛み砕いた、知の

    巨人の肩から眺める『現代思想史入門』
    mercure
    mercure 2016/07/20
  • X線天文衛星「ひとみ」はなぜ失敗したか(3) ISASの独自性とOne JAXA | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)のX線天文衛星「ひとみ」喪失事故に関する解説の3回目となる今回は(だいぶ間が空いてしまったが)、「ひとみ」を開発した宇宙科学研究所(ISAS)について見ていくことにする。 ISASは実質「国立宇宙大学」 JAXAは2003年、宇宙科学研究所(ISAS)と航空宇宙技術研究所(NAL)、そして宇宙開発事業団(NASDA)が合併して誕生した。その中でISASだけが、JAXA内部の組織としてその名を現在もとどめている。 異なるのは組織名だけではない。JAXAの中でISASだけが、研究員は「教授」など教員としての肩書であり、実際に総合研究大学院大学宇宙科学専攻として、各研究室で大学院生が学んでいる。ISASはJAXAの1組織でありながら、その実態は「国立宇宙大学」に近い。そして、その計画管理や予算もJAXAの中では別扱いだ。 「おこづかい制」のISAS JAXAの人工

    X線天文衛星「ひとみ」はなぜ失敗したか(3) ISASの独自性とOne JAXA | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト
    mercure
    mercure 2016/07/20
  • 英語で「どんどん口を挟む」フックになる言葉

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    英語で「どんどん口を挟む」フックになる言葉
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    mercure 2016/07/20