今回の衆院解散について、ブログで書かれている膨大な賛否両論から読むに価するものを拾って記録しておくことにした。ブログ隆盛期にぶつかった大衆の関心を呼ぶ特大事件として、ただ盛り上がったとするには惜しいからだ。代表的なものを選んだが、同様趣旨の議論がいくつもあったことを付記したい。その賛否両論に入る前に、政治学で英国留学中に書かれている「郵政民営化:小泉政治が日本の政治文化に与えた影響」(かみぽこぽこ。)で提示されている見方は重要なので読んでいただきたい。あろうことかホリエモンまで引っ張り出した“刺客”騒ぎで見えにくくなったが、小泉首相と反対派の殴り合いは政治闘争であり、感情論でやり口が汚いと言っても仕方がない。両者をイーブンに見てあげる位置に立って始めたい。 「英国では総選挙で審判を受けて首相になった者は、選挙での公約をそのままトップダウンで実行する」「与党内に反対者が現れるような状況になっ
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