結婚と毒親 皆さま、優ちゃんのことお待ちのようで、いや、私は待ちたくないけど。 ご存知の方はご存知じの、私の義理イトコでトラブルメーカーの優ちゃん。 天然でピュアで妖精の優ちゃん。 いや、私だってね言いたくない。 けどね、「アメちゃ〜〜ん」とか、クァッ、かわいい甘い声が背後から聞こえると、大抵、それは甘くはない! むしろ、ぞっとする。 最初に呼ばれたとき、優ちゃんは薬指にジュース缶のプルトップをつけて追っかけて来た。 つまり、夫のイトコで、姑であるオババの妹で、私からすれば義理叔母のひとり娘なんだけど。 背後から呼ばれると、十中八九しでかしてる。 想像の上を行くアホなことしてる。 そんな中でもプルトップ事件は私的には衝撃度において、1、2位を争う事態だった。なぜって、その頃はまだ優ちゃんが普通の大人だって思っていたからだ。 で、ほぼほぼ初対面に近い頃だ。背後から可愛いい声で追っかけてきて、