twitterやFacebookで拡散されている「福島の子供の病死者数の増加」について反論したい。 ※リンクもとはここ 以下の画像は、厚生労働省の人口動態調査のデータをもとに、1999年1月から2011年11月までの福島県の1歳~19歳までの病死者数の推移をグラフ化したものだ。 この画像から分かることは、 「2010年と比較して、福島県の未成年の病死者数が1.5倍になっています!」 「7月以降で比較した場合は、なんと2.5倍の病死者数です!」 ということだろうか? 間違ったことを書いているわけではないが、誰が見ても違う感想を持つだろう。 統計データというのは、見方によってまったく違った表情を見せる。 見せる側の意図が大きく影響するのだ。 ぼくが作ったこのデータも、もしかしたら悪意を持って作られたものかもしれない。 見る人は、それをよく考えないといけない。 正直、このデータは、眠い目をこすり