「信じられない」「衝撃」。2月に行われた大学入学共通テストの特例追試。その国語の問題で、過去の大学入試センター試験で出題されたものと同じ素材文が二つ使われていたことがわかり、予備校講師や高校教員らから驚きの声が上がっています。作成した大学入試センターは、素材文の再利用について「2008年に、それもあり得るという方針を公表した」と主張しますが、講師らは「初見でない生徒はいる。テストの公平性の点で問題だ」と指摘しています。(写真は、特例追試の国語の問題冊子の表紙) 95年現代文、93年古文と同一 センターは「問題ない」 特例追試は、新型コロナウイルスに伴う配慮として設定されました。今年の大学入学共通テストの日程は、①1月16、17日(第1日程)のほか、①の追試も兼ねる②1月30、31日(第2日程)、③2月13、14日(特例追試)の3通り。昨春の休校で授業が遅れるなどして②に出願しながら、病気な
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