以前から自分が写真を撮り始めた時によく使っていた2000年頃の安いネガフィルムをチェーン店で現像した写真をデジタルで再現できないかと思っていました。そんな時に玄光社から「デジタルでフィルムを再現したい(著:嵐田大志)」が発売され早速購入。 フィルムっぽさをデジタルで再現するノウハウは色んな所で公開されていますが、「そもそもそのフィルムっぽさのリファレンスどこよ?」まで書いてあるものは今までほとんど無かったと思います。この本ではフィルムルックを具体的に銘柄から提示しており大変参考になる内容でした。 再現したいフィルム表現の方向性2000年当時のチェーン店現像はフラットな印象でちょっと飛び気味のマゼンダ転び、青が印象的だった様な気がします。青味をよく覚えているのは当時使っていたGR10のせいかも。使用していたネガフィルムの銘柄も憶えておらず、もはや記憶の中の色なのですがあの感じが今でもたまに欲