ブックマーク / suumo.jp (3)

  • どんな私も受け入れてくれた街・高知|文・かずさまりや - SUUMOタウン

    著者: かずさ まりや 生まれ育った場所を褒められるのは嬉しい。私の地元・高知県は「自然が豊かでべ物が美味しくて、人が温かい」とよく言われる。田舎ならどこにでも当てはまりそうな言葉だけど、実際に高知はその通りだと思う。 25歳でフリーランスの編集者として仕事を始めた。地方を拠点にすると「どうして編集者になったの?」よりも「どうして高知県なの?」と聞かれることが多い。「高知が好きだからです」と返すけれど、すごく曖昧な答えだと思う。好きだというのは簡単だけど、生まれ育った場所をいつ好きになったのか、どんなところが好きなのか、はっきりしていない。 自然豊かでべ物が美味しくて人が温かいのは事実だけれど、私が高知を拠点にしている理由とは少し違う気がする。 生まれ育った高知市・潮江地区 高知市の潮江(うしおえ)地区と呼ばれる場所で生まれ育った。「車が無いと移動できない」と言われる高知県で、路面電車

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    merrow20
    merrow20 2024/02/09
  • 【大阪府豊中市】ここがどこかへなっていく街(文・岡野大嗣) - SUUMOタウン

    著: 岡野大嗣 幼稚園から二十代の前半まで住んでいたマンションは角部屋で、リビングの北側に開いた窓から、飛行機が飛んでいるのを空高くに眺めることができた。出張から帰ってくる父が乗っているかもしれない飛行機に手を振っている、幼いころの記憶。淀川の花火大会の日、花火が上がる時間に合わせて帰りの便を押さえていた父。父は遠く飛行機の窓から、父以外はリビングの窓から。違う場所から同じ花火を見ていることが、同じ場所で一緒に見るよりもうれしいような、さびしいのにあたたかい気分になって不思議だった。 二十歳を前にして家に引き籠っていたころ、真昼間のリビングのソファに一人寝転びながら、窓の向こうに飛行機の数をかぞえていた。大阪を旅先にやってくる人、家があって帰ってくる人、どこかへの通過点として立ち寄る人。その誰もが、こことは違うどこかで見聞きした記憶を連れてやってくる。空の高いところを飛ぶ小さな飛行機にそん

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    merrow20 2021/07/08
  • 【検証】自転車発電は、太陽光発電に勝てるのか?

    きつい、辛い、帰りたい。 なぜ僕は部屋の中で自転車を漕いでいるのだろうか。なぜ一生懸命に走っているのだろうか? 今、僕は部屋で必死に自転車発電を行っている。そして僕の横では女の子がくつろいでピザをべている。ふざけているわけではない。これはれっきとした闘いなのだ。己の魂をかけた挑戦なのである。 こんなカオスな空間が生まれたのには理由がある。きっかけは1カ月前に遡る。 遡ること約1カ月前

    【検証】自転車発電は、太陽光発電に勝てるのか?
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